スーラ 11 フード章, アーヤ 61 – 68

  1. وَإِلَىٰ ثَمُودَ أَخَاهُمْ صَالِحًا ۚ قَالَ يَا قَوْمِ اعْبُدُوا اللَّهَ مَا لَكُمْ مِنْ إِلَٰهٍ غَيْرُهُ ۖ هُوَ أَنْشَأَكُمْ مِنَ الْأَرْضِ وَاسْتَعْمَرَكُمْ فِيهَا فَاسْتَغْفِرُوهُ ثُمَّ تُوبُوا إِلَيْهِ ۚ إِنَّ رَبِّي قَرِيبٌ مُجِيبٌ

    またサムード*には、その同胞サーリフ*を(遣わした)。彼は言った。「我が民よ、アッラー*(のみ)を崇拝*せよ。あなた方にはかれの外、崇拝*すべきものなどないのだから。かれは大地からあなた方(の祖アーダム*)を創造され、あなた方をそこにおける開拓者とされた。ならば、かれに(罪の)お赦しを乞い、かれに悔悟するのだ。本当に私の主*は近くにおられるお方、(祈りを)聞き届けられるお方であるのだから」。

    11:61
  2. قَالُوا يَا صَالِحُ قَدْ كُنْتَ فِينَا مَرْجُوًّا قَبْلَ هَٰذَا ۖ أَتَنْهَانَا أَنْ نَعْبُدَ مَا يَعْبُدُ آبَاؤُنَا وَإِنَّنَا لَفِي شَكٍّ مِمَّا تَدْعُونَا إِلَيْهِ مُرِيبٍ

    彼ら(サムード*)は、言った。「サーリフ*よ、あなたはこれ以前、私たちの間で確かに期待された人物であった。一体あなたは、私たちが、私たちのご先祖様が崇めるものを、崇めることを、禁じるのか?本当に私たちは、あなたが私たちを招いているものに対する、大きな疑惑の真っ只中にあるというのに」。

    11:62
  3. قَالَ يَا قَوْمِ أَرَأَيْتُمْ إِنْ كُنْتُ عَلَىٰ بَيِّنَةٍ مِنْ رَبِّي وَآتَانِي مِنْهُ رَحْمَةً فَمَنْ يَنْصُرُنِي مِنَ اللَّهِ إِنْ عَصَيْتُهُ ۖ فَمَا تَزِيدُونَنِي غَيْرَ تَخْسِيرٍ

    彼(サーリフ*)は、言った。「我が民よ、言ってみよ。もし私が、我が主*からの明証に立脚し、その御許からのご慈悲を授かっているにも関わらず、私がかれに逆らったならば、誰が私をアッラー*(の懲罰)から助けてくれるのか?あなた方(の呼びかけ)は私に、損失を上乗せするだけである。

    11:63
  4. وَيَا قَوْمِ هَٰذِهِ نَاقَةُ اللَّهِ لَكُمْ آيَةً فَذَرُوهَا تَأْكُلْ فِي أَرْضِ اللَّهِ وَلَا تَمَسُّوهَا بِسُوءٍ فَيَأْخُذَكُمْ عَذَابٌ قَرِيبٌ

    我が民よ、そしてこれは(私の言うことの正しさを証明する、)あなた方への御徴としての、アッラー*の雌ラクダだ。ゆえにそれをアッラー*の地で食べるがままにしておき、それに対して害を及ぼしてはならない。そうすれば、間近に迫った懲罰があなた方に襲いかかるであろう」。

    11:64
  5. فَعَقَرُوهَا فَقَالَ تَمَتَّعُوا فِي دَارِكُمْ ثَلَاثَةَ أَيَّامٍ ۖ ذَٰلِكَ وَعْدٌ غَيْرُ مَكْذُوبٍ

    こうして彼らは(サーリフ*を嘘つき呼ばわりし)、その(雌ラクダの)腱を切った。彼(サーリフ*)は、言った。「(懲罰が下るまでの)三日間、自分たちの土地で楽しんでいるがいい。それは偽りではない、(アッラー*からの)お約束だ」。

    11:65
  6. فَلَمَّا جَاءَ أَمْرُنَا نَجَّيْنَا صَالِحًا وَالَّذِينَ آمَنُوا مَعَهُ بِرَحْمَةٍ مِنَّا وَمِنْ خِزْيِ يَوْمِئِذٍ ۗ إِنَّ رَبَّكَ هُوَ الْقَوِيُّ الْعَزِيزُ

    そして(、サムード*を滅ぼすという)われら*の命令が到来した時、われら*はわれら*の御許からの慈悲によって、サーリフ*と、彼と共に信仰した者たちを救い出した。また、その日の屈辱から(、彼らを救ったのだ)。本当にあなたの主*は強力なお方、偉力ならびない*お方である。

    11:66
  7. وَأَخَذَ الَّذِينَ ظَلَمُوا الصَّيْحَةُ فَأَصْبَحُوا فِي دِيَارِهِمْ جَاثِمِينَ

    そして不正*を働いた者たちを(轟く)一声が捉えると、彼らは(四日目の)朝、自宅で突っ伏して(死んで)いた。

    11:67
  8. كَأَنْ لَمْ يَغْنَوْا فِيهَا ۗ أَلَا إِنَّ ثَمُودَ كَفَرُوا رَبَّهُمْ ۗ أَلَا بُعْدًا لِثَمُودَ

    彼らはあたかも、そこに暮らしてはいなかったかのようであった。まさしくサムード*は、彼らの主*に対して不信仰であったのではないか。サムード*に滅亡あれ。

    11:68

翻訳: サイード・サトウ